皆さん、こんにちは。
先日、床の張替え工事と障子の張替え工事を行いましたので、その模様をお伝えいたします。

今回工事をしたのは北塩原村 O様邸。二階の廊下と障子の建具一式をリフォーム致しました。

既存の二階廊下は、合板フローリング。経年劣化で毛羽立ち、足にトゲが刺さるのがお施主様のお悩みでした。また所々床鳴りもしていたので直して欲しいとのことでした。

障子の汚れや破れも目立っていたので、こちらも一緒に修理します。

床板を張る前に、床鳴りの補修です。床鳴り原因の一つとして挙げられるのが接着剤の剥離です。経年劣化で接着剤が剥離し、フローリングが床下地材から浮いてしまい床がギイギイなってしまいます。

それを修復するためにフローリングにビスを打ち込みます。しっかりと床下地に目掛けて打つことで床鳴りを抑えます。

こちらが床張替え完成写真です。


使用した床板は
ロシア産の赤松です。佐藤建築店の標準仕様のこの床板は木材に含む水分量を極力抑えるように乾燥させているので、施工後の狂いや縮みがほぼありません。お客様に安心して薦められる床板です。


障子も張り替えました。
今回は破れにくい
タフトップという障子紙を採用しております。


障子の張替えは
江川建具製作所の江川さんにお願いしました。

一枚一枚があっという間に仕上がっていくので、さすが職人ですね。
今回依頼して頂きました、O様。この度はありがとうございました。今度素足で廊下を歩いてもトゲは刺さらないので快適に過ごせると思います。
佐藤建築店では建具修理も承っています。障子紙も最近はいろいろなバリエーションがあるので紙選びも楽しみの一つです。どうぞお気軽にご連絡ください。
佐藤