皆さん、こんにちは。

Ｓ様邸の床・壁改修工事が無事に終わり、完成いたしました。
今回は、その内容をお伝えいたします。

Ｓ様邸の、工事前の床は畳とカーペット、合板フローリングでした。
今回は、全て赤松の床板に変更いたしました。

「居間」




居間は畳から赤松の床板に変更しました。

「洋室　カーペットの部屋（1）」




カーペットから赤松の床板に変更。胸の高さまで赤松の板を張りました。


入り口ドアも今回作り直しました。猪俣建具店・猪俣さんに製作していただきました。米ヒバと赤松を使用しております。




壁は、漆喰で仕上げております。
漆喰はプラネットジャパン・マーブルフィールを使用。
高橋左官・高橋さんに、仕上げていただきました。
ちなみにこの仕上げ方法は「引き摺り仕上げ」という方法です。ラフな感じに仕上がります。

「洋室　カーペットの部屋（2）」




この部屋は、床、壁すべてに赤松を張りました。
無垢材に囲まれた空間になったので、湿度が高い日でも空気がサラサラッとしています。

「洋室　カーペットの部屋（3）」


この部屋もカーペットから赤松の床板に変更いたしました。


壁には、赤松の板と珪藻土クロスを使用しております。


珪藻土クロスのアップです。
この珪藻土クロスは、一般のビニールクロスよりも湿気を吸収・発散し、湿度調整機能が備わっています。

「廊下」


廊下は合板フローリングから赤松に変更しました。
部分的に床鳴りがしていたので、下地を直しながら工事を進めました。




床鳴りも解消し、毎日素足で歩きたくなりますね。
床板には全面キヌカを塗布しました。

無垢材を多く使用しておりますので、これからの経年変化が楽しみですね。

今回、ご依頼いただきましたＳ様。
この度は本当にありがとうございました。
またなにかありましたら、なんなりとお申し付けください。

佐藤