皆さん、こんにちは。
今回は大工によるベッド製作工事ついてお伝えします。
今回、お客様から「今の寝室にベッドを置いて、収納スペースも確保したい」というご相談を受けました。
お客様のほうで、ロフトベッドを希望していましたのでロフトベッドの製作と共に天井裏に収納スペースを確保することにしました。
ロフトベッドを製作するにあたり、まず材料の選定をおこないます。
今回使用するのは
赤松です。
この段階で、必要な材料の大きさ、ねじれや反りを見るともにひび割れや腐れの有無を確認します。
「木取り(きどり)」という作業です。必要な材料の長さ、幅を決めていきます。
今回製作担当は大工・穴澤さん。長髪がトレードマークです。
機械と手道具を駆使して木材を加工していきます。
赤松のかんな屑です。
なかなかの薄さです。
加工が終わった赤松です。
これを現場に搬入して組み上げます。
このように佐藤建築店では
下小屋で様々な道具と手仕事で下ごしらえをしていきます。
「Before」
「After」
ロフトベッドにすることで空間を有効利用できるようになりました。
赤松の階段をのぼると、
赤松のスノコベッドがあらわれます。
スノコにすることにより通気性が格段にあがります。
これでお布団も一年中快適ですね。
屋根裏には収納スペースをつくりました。
天井をはがして、屋根の形状にあわせて工事を進めていきました。
天井と壁には赤松の板を張ってあります。床板はお客様が用意されたナラの無垢板を張りました。
「Before」「After」
部屋の天井にも赤松材を使用しています。
赤松の板をふんだんに使用していますので、部屋に入ると木のいい香りがします。
また、無垢材は湿気を吸ったりはいたりする作用があるので、これから梅雨の季節が来ても快適な室内環境に整えてくれます。
今の寝室にベッドを置きたいんだけどスペースが足りなくなるというときはロフトベッドがおススメです。
佐藤建築店ではその家のお部屋にあったベッドを製作いたします。
お困りの際はなんなりとお申し付けください。
今回工事を依頼して頂いたS様、この度は本当にありがとうございました。
佐藤