皆さん、こんにちは。
会津は本日大雪で猪苗代で30センチは積もりました。
だんだんと冬が本格的になってきましたね。
さて、本日は以前から進めておりました
H様邸リノベーション工事が無事完成となりましたのでその模様をお伝えしたいと思います。

猪苗代町の中古住宅を購入し、リノベーションをしたH様邸。
無垢材をふんだんに使用し、自然豊かな街並みの風景にぴったり合うお家が完成いたしました。

玄関は建具職人による作り付け。
水に強い米ヒバで製作しました。


玄関ホール建具と玄関入り口建具のガラスは以前のサッシガラスを解体し再利用しております。
ガラスの柄が懐かしいレトロな感じですね。


レトロなガラス戸を開けるとリビング。
以前の柱を撤去し梁で補強することで広々とした空間になりました。

キッチン前のカウンターです。

解体の際にでた床の間の欅を削り直して再利用しました。
現在も深みのある色合いでいい色ですが、これからの経年変化も楽しみです。

リビングにある少し急な階段。

これを登ると.....

二階の和室に繋がります。

上からのぞくとこんな感じです。
お子様が喜ぶ秘密の通路ですね。


こちらの階段は二階に上がる正規ルートの階段です。こちらも再利用しております。

その階段を上がっていくと子供部屋です。

二階については、間取りを変更せず、内装、建具を変更しました。

この空間は屋根裏を有効利用しました。
収納に使用したり、子供の遊びスペースにもなりますね。


今回のリノベーションでは、国産の杉をたくさん使用しております。
外壁、内壁、床、下地材などにふんだんに使いました。
杉は、日本に多く生育している木で建築資材として昔から多く使用されてきた木です。杉は調湿作用に優れております。
柔らかいので傷はつきやすいですが、足ざわりがよく熱を蓄熱するのでおもわずごろ寝をしたくなります。

その他の内壁は漆喰を塗りました。
この漆喰は左官屋さんが塗る漆喰とはちがい塗装屋さんがローラーと刷毛を使いぬっていくタイプの漆喰です。
あらかじめ、下地用のクロスを貼り、その上に塗っていきます。
プラネットジャパンさんの
クイック&イージーというドイツ本漆喰です。
ローラーで塗るのでお施主様自身でDIYもできます。今回は実際に一部屋お施主様自身で塗っていただきました。

まだ、家具工事や小工事が残っていますがとりあえずお引渡しとなりました。
H様、この度はリノベーション工事に携わらせていただき誠にありがとうございました。
今後も宜しくお願い致します。
佐藤