皆さん、こんにちは。
今回は、郡山のS様邸の増築工事についてお伝えいたします。
お客様の方で「今ある寝室が狭いので少しだけ部屋を広くしたい」という相談を受けました。
既存の建物に増築する形で工事が進んでおります。
縁側と掃出しサッシがある部分に増築します。
縁側とテラス屋根を解体し、基礎をつくります。
大工職人の寸法とり。
今回この現場を仕切るのは二瓶建築・二瓶さん。
いつもお世話になっております。
この現場で、頭をいためたのが屋根の納め方。
三方向から屋根が流れているので、増築部分との取り合いが難しいところです。
屋根が入り組んでいるところに新たに屋根を設置するので、雨漏りがしないようにしっかりと下地をつくらないといけません。大工さんの腕の見せ所といったところでしょうか。
寸法を測り終えたら、次は墨付け・加工です。
現場の規模が小さく、リフォーム物件の時などは現場で墨付け、加工をすることがあります。
今回は、現場で手刻み、加工をして納めるようにしました。
大工・二瓶さんが墨付け。
無駄の無い動きでリズムよく木材に墨付けされていきます。
墨付けされた材木を加工しているのは、大工・金作さん。
手道具と機械道具を使い分けて加工していきます。
ベテラン大工コンビで作業が進められていきます。
増築工事やリフォーム工事は新築工事より難しいといわれています。
現状の建物に合わせながらつくらなければならないからです。
そんな時に頼りになるのが現場経験豊富なベテランの職人さんたちです。経験値に基づきながら作業を進めてくれるので工事が円滑に進むことができます。
墨付け、加工が終わると、組み上げて屋根工事にうつります。
その模様もお伝えできればと思います。
佐藤