皆さん、こんにちは。
ご依頼を受けていたテーブルの納品に行ってきました。
ご依頼して頂いたのは、福島市にお住いのA様。
新築されたのを機に、それに合うテーブルを探していたとのことでした。
依頼したご主人は、テーブルで食事をするほかに、
自分で蕎麦を打ちたいという希望があったので、本来のテーブル高さより高く製作してあります。
テーブルの天板には杉の三層パネル。
その他の材料は、建築でよく使われる赤松の間柱(まばしら)を使用しております。
今回、テーブル製作の担当は大工職人・
穴澤さん。
道具の手入れを怠らない、きれいな仕事をする職人さんです。
鋸(のこぎり)や鑿(のみ)、鉋(かんな)を使いわけながら、つくっていきます。普段から、使い慣れた道具なので、自分の体の一部になっているかのように扱っています。
組み上げの最中です。
組み上げが終わったら、オイルを全体に塗布して乾かします。
天板の四隅はA様のご希望で、少し大きめに丸面をとりました。大きめにとることで手に当たる感触が柔らかい感じになります。このように佐藤建築店では、細かいご要望にもお応えいたします。
様々な手仕事の工程を経て、納品されます。
今回、テーブルに使った材料は建築資材の間柱と半製品の杉の三層パネル。
日頃から、頻繁に使う間柱と幅広の製品として出来上がってくる三層パネルを使うことで材料費と職人の労力が少なくなり、金額を抑えたテーブルをつくることができます。
今回、ご依頼していただいたA様。この度は本当にありがとうございました。
わざわざ、当社の事務所に来ていただき、寸法、デザインなどの詳細な打ち合わせをすることができました。
納品の時も、運搬を手伝っていただき助かりました。
A様邸も無垢材を使った素敵なおうちで、今回おさめたテーブルと共に経年変化がとても楽しみですね。
またなにか、ご用命ありましたらなんなりとお申し付けください。
佐藤