住宅

家族団欒な家

竣工 1995年12月
所在地 福島県耶麻郡北塩原村
構造規模 木造2階建て
国産杉
桁・梁 米松
外壁仕上 杉板張り
床板 桧縁甲板
内壁仕上 杉羽目板張、漆喰仕上げ
天井 シナべニア目透し張、杉羽目板張
建具 シナ材

開放的に使える引き戸の個室、広い浴室、桧のスノコ、パーゴラを備えたウッドテラス、勾配天井下の隠れ家的な書斎…。家の中で特に気に入っているところは?との質問に「家の中の全て」と答えてくれた施主様。裏磐梯がもとから好きで、曽原地区にいつかは別荘をと考えていたそうです。地元の知り合いからのご縁で、こちらの別荘を施工したのが約20年前。無垢の桧や杉・漆喰といった自然素材でこさえたこの家は、屋根勾配もきつくして、雪降ろしをしなくてもすむように設計しています。ご家族に障害を持ったお子様がいらっしゃったことから、雪国でも通年使用可能なバリアフリーを導入。床高1.5メートルの高床の家ですが、車いすでも出入りができるよう玄関及びテラスにスロープを作りました。周辺の景観にもマッチするシンプルでかわいらしいデザインは、大きく形も統一化した窓とあいまって、子供の描く絵本のような家になりました。

20年の月日によって、施主様の理想的な色合いになった建物外観

左/テラスに伸びるスロープ  右/コントラストが際立つ外壁と空

パーゴラを備えたウッドテラス

桧の床と漆喰&杉の壁で仕上げた1階リビング

左/ダイニングテーブルからリビングを見渡す  右上/施主様お気に入りのキッチンからの眺め  右下/経年変化が美しい桧の床

左上/イージーチェアでくつろぐひととき  左下/寝室  右上/趣味の部屋から続くお風呂  右下/隠れ家的な天井下の部屋