皆さん、こんにちは。
K様邸の雪囲い工事が無事終わり、完成いたしました。
その模様をお伝えいたします。
この建物は別荘として使われておりますが、冬期間の使用頻度が減ってきたために、今回雪囲いの設置をいたしました。
「before」「after」
この建物が建っている地域は風雪が強いので、今までは玄関に雪が吹き込んでいました。今回は引き戸を三本入れ、雪が入り込まなくなるようにしました。
ちなみに玄関以外は、冬前になると以前作った雪囲いをするので、今回の工事で完全に雪をシャットアウトできます。
今回、建具を製作・設置していただいたのは、
猪俣建具店さん。いつもお世話になっております。今回は親子で登場です。
米ヒバと赤松で製作していただきました。
建具枠等の造作材は
赤松を使用しております。
枠等の塗装は、K様ご自身で塗って頂きました。K様は外壁等のメンテナンスの際、塗装を自ら行っており、今回の塗装も慣れた手つきで塗られていました。本当にお疲れ様でした。
建具の塗装は塗装職人にお願いいたしました。
今回お願いしましたのは、
塗り屋・祥さん。
若い職人さんですが、仕事が綺麗です。アッという間に塗り終えていきました。
サッシ前にも雪囲いを取り付けました。
雪国では定番の雪囲いです。
「before」「after」十手金具(じゅってかなぐ)という金物を取り付けて、そこに板をはめ込む方法です。
はめ込んである板も赤松を使用しております。
冬のシーズンが終わるとこのように取り外しておきます。
今回、工事担当は
大工職人・穴澤さん。
造作材の加工、取り付けまで行っていただきました。
リフォーム現場での急な変更にも柔軟な対応のできる職人さんです。
雪囲いは、雪国では当たり前の光景です。
佐藤建築店では、その当たり前の光景の中に、無垢材や手仕事を入れていきたいと思っております。
今回、ご依頼していただきましたK様。
この度は本当にありがとうございました。
K様自身も工事に参加していただき、大変助かりました。
また何かご相談ごとがありましたらお気軽にお声掛けください。
佐藤