皆さん、こんにちは。
今回は、会津・北塩原村にありますT様邸の現場の模様をお伝えいたします。
今回、T様から外壁を部分的に交換したいとのご相談を受けました。
現地にうかがってみると、外壁が凍害で一部剥がれ落ちていました。
T様邸に現在張ってある外壁材は「窯業系(ようぎょうけい)サイディング」。窯業系サイディングはセメントと木質系の成分を混合して製造される人工の外壁材です。柄や色のバリエーションが豊富なので今の新築住宅の10棟に7棟が窯業系サイディングを採用しているといわれております。
この人気の窯業系サイディング、このように凍害が起きてしまうとメンテナンスが非常に難しくなってしまいます。
凍害が起きる要因としては、コーキングの劣化やビス穴などから水が浸入し、それが寒さで凍った時に内部で膨張し剥がれなどが起きます。
雪国で窯業系サイディングを使用する時は、塗装やコーキング処理などの定期的なメンテナンスが必要になってきます。
今回、佐藤建築店では外壁に
レッドウッドを張る提案をいたしました。レッドウッドは凍害の心配も無く、耐久性・耐候性に優れた、メンテナンスもかかりにくい材料です。
今回、施工する箇所は2面。
外壁の痛みが激しい部分を撤去し、そこにレッドウッドを張ります。
解体も始まっております。
今回は、胸の高さぐらいまでレッドウッドを張ります。完成した際にはまた皆様にお知らせしたいと思います。
お楽しみに。
佐藤