皆さん、こんにちは。
暖かい日が続いて、本当に気持ちがいいですね。
これで花粉が飛ばなければなお気持ちがいいのですが。
さて本日は外壁材についてお話したいと思います。
お話する外壁材は「
そとん壁」という塗り壁材です。
そとん壁は100パーセント自然素材。火山灰のシラスが主な原料です。
透湿性に優れ、防水性能も高い塗り壁材です。
今後佐藤建築店の外壁には標準仕様として使っていきたい塗り壁材です。
今回そとん壁を使用するにあたり、どのようなパターン(模様)にするか検討したかったので高橋左官・高橋さんにサンプル製作を依頼しました。
サンプルの大きさは60センチ×90センチあります。
大きいサンプルを用意する事により、全体に塗ったときのそとん壁の質感や色の風合いなどがイメージしやすくなります。
今回は3種類のサンプルを依頼しました。
まずは、ブラシ仕上げ。
この仕上げは仕上げ材を塗った後、乾き具合を見ながら専用のブラシで仕上げる方法です。専用ブラシを定規を用いて水平に擦り付けていき、細かい横線をつけています。
続いて搔き落とし(かきおとし)仕上げ。
搔き落とし仕上げとは仕上げ材を塗った後、乾きのタイミングを見計らって剣山のような道具で粗面に仕上げる方法です。
昔の住宅の外壁に多く採用されていた方法です。
最後に木ゴテ仕上げ。
木ゴテ仕上げとありますが、今回はスチロゴテという発砲スチロールで作ったコテで仕上げてもらいました。この仕上げはスチロゴテで表面を引きずるように仕上げていきます。搔き落とし仕上げに似ていますが、凹凸が少し少なめです。
今回、この「そとん壁」は佐藤建築店モデルハウスに採用予定です。
どのパターンにするかはお楽しみに。
実際に塗っている所も皆様にお知らせできたらと思います。
佐藤