皆さん、こんにちは。
佐藤です。
本日は、猪苗代町内にあるS様邸のリフォーム現場についてお話します。
今回のリフォームは手摺の取り付けです。
手摺の取り付けはリフォーム現場で一番多い事例です。
新築当初は必要ないと考えていても歳を重ねるにつれ様々な事情により必要になったりします。
今回、取り付けたのは、玄関、廊下、階段、トイレの4カ所。
玄関
階段
廊下
トイレ
リフォーム現場で手摺を取り付ける場合、まず頭を悩ませるのが下地の位置。
壁の裏側には、間柱(まばしら)という下地材が
等間隔に入っているのですが、現場によっては等間隔に入っていなかったり、場合によっては入っていないこともあります。
そこで佐藤建築店では、あらかじめ壁に無垢の板を取り付けます。
無垢板を取り付ける事により下地の場所に左右されずに手摺を取り付ける事が出来ます。
使用したのはタモ材。野球のバットによく使われる素材で
堅くて粘りがあり、弾力性に富んでいます。
今回、工事を担当して頂いたのは二瓶建築・二瓶睦夫さん。
この道、30年のベテラン職人です。
丁寧な仕事には定評があり、お客様にはもちろんのこと、同業者が見ても恥ずかしくない仕事を常に心がけてやっています。
まず、タモの板を取り付けていきます。
今回玄関とトイレは縦方向にも手摺を付けるようにしたので、
タモの板も縦方向に取り付けます。
手摺金具と丸棒を取り付けます。
手になじみやすい赤松材の丸棒を使用しました。
縦方向も同じように取り付けたら完成です。
玄関
階段
廊下
トイレ
壁に無垢板を取り付けることにより、見た目のアクセントになりますし
手摺を利用する際、手が壁に触れることが無くなるので壁の汚れ防止につながります。
リフォーム現場においても、ちょっとした工夫で見た目が良くなり、
機能性があがります。
佐藤建築店では、新築の他にもリフォームも得意としていますので、
ご用命の際はご連絡ください。
S様、今回のリフォーム工事は本当にありがとうございました。
手摺を使って快適に、より住みやすい生活になることを願います。
佐藤