お知らせ

喜多方O様邸 内観写真(2)

2015.01.22
皆さん、こんにちは。

本日は、前回に引き続き喜多方O様邸の内観写真を紹介致します。

喜多方 内観写真
パイン材で作られたキッチン。
表面に浮造り加工が施してあり、手触りが心地良いです。

喜多方 内観写真
家具職人さんにオーダーして制作していただいた、メープル材の食器棚。
メープルの仕上がり感と艶やかなメープルの木肌は、
無垢の木の家によく合います。

喜多方 内観写真
高橋左官・高橋さんの施行によるキッチンのタイル仕上げ。

高橋左官
▲高橋さん

キッチンパネルが今は主流ですが、佐藤建築店ではタイル仕上げを
おすすめしております。

タイルは不燃素材で防火性に優れ経年劣化も起きにくく、
形の大きさ、色などのバリエーションも豊富です。

施行には、手間がかかり技術力も要しますが、
これからも残していきたい仕上げ方法だと思います。

喜多方 内観写真

喜多方 内観写真
猪俣建具店・猪俣さん制作の建具。

スプルース材と赤松材を使用しています。
共に経年変化が楽しみな材料です。

佐藤建築店の建具は基本的に上の写真のような框組構造(かまちぐみこうぞう)。
框組構造は材木を加工して縦や横の様々な部材を作り、
それらの部材を釘などを一切使用しないで組み立てます。

昔からある伝統的な工法で、部材同士がガッチリ組み合わさることにより、
丈夫で、長年使用しても狂いにくい建具になります。

喜多方 内観写真
階段と手摺部分。

喜多方 内観写真
二階フリースペース。

喜多方 内観写真
収納スペース

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押し入れには桐板を使用しています。

昔から大切なものをしまう材料として重宝されてきた桐。

空気を多く含むため、保湿性に優れタンニンという成分が
調湿・抗菌作用を促し、大事な衣類はもちろんのこと人体の身体まで
健康にしてくれます。

O様邸の収納スペースは全て桐を使用しています。

適材適所の木遣いで材料を使い分けることで家自体の機能性が増し、
より住みやすい環境になると佐藤建築店では考えています。

まだまだ紹介したい所はありますが、とりあえず今日はここまで。
今回紹介しきれなかった部分は、また違うかたちでお伝えできればなと思います。

それでは。

佐藤