皆さん、こんにちは。
佐藤です。
今日は、会津地方は気温がなんとマイナス10度以下。
道路がツルツルで、今朝スリップしてしまいました。
皆さん運転には十分気をつけてください。
さて、本日は昨日に引き続きまして喜多方O様邸の内観写真を
お伝えいたします。
まずは、リビングから。
梁と桁をそのまま見せる「現し工法」。
又、柱を見せる「真壁造り」で木の温もりが伝わってきます。
「現し工法」や「真壁造り」は木が直接空気に触れる状況を作ります。
そのことによって木が呼吸する環境を作り上げます。
木は呼吸します。
蒸し暑い夏には湿気を吸い、乾燥する冬には吐き出してくれる。
木そのものが温度や湿度の調整をしてくれるので、
一年中快適な室内環境を保ってくれます。
今回O様邸には薪ストーブを設置しました。
薪ストーブの特徴は遠赤外線による輻射熱で、
家中・部屋中を暖めることができることです。
日光浴をしているかのように身体の芯からじんわり暖まることができます。
又、床板に無垢材の赤松を使用する事で赤松が輻射熱を取り込み、
それを蓄熱することでまるで床暖房をいれているかのような暖かさになります。
今回、薪ストーブの上を完全な吹き抜けにせず、
「すのこ」にすることでスペースを有効活用できるようにしました。
すのこスペースは洗濯物干場として使用しており、
洗濯物が乾きにくい冬の季節でもカラカラに乾きます。
雪国の中でよりよく快適に暮らせる工夫がここにあります。
今日は全てお見せできなかったので、また次回に続きます。
お楽しみに。
佐藤