皆さん、こんにちは。
郡山市で進められてきた
リノベーション工事がいよいよ完成間近となりました。その模様をお伝えいたします。
外壁は金属サイディングが施行され、ひび割れが見受けられた漆喰壁は補修されました。
玄関に入ると、すぐ脇には作り付けの収納棚があります。
全て赤松材で制作されております。
収納棚内部は、桐材を使用しております。桐には調湿性能が備わっており湿気などを内部に溜め込みません。
トイレ入り口は、米ヒバで制作された板戸です。江川建具製作所の江川さんによって製作されています。
トイレ内部は、腰板に赤松を張っております。木の香りに包まれた空間です。
トイレのペーパーホルダーも赤松です。
経年変化も楽しめる一品です。
リビングです。
間仕切りを撤去し、広々とした空間になりました。
床板に使用しているのはロシア産の赤松です。
佐藤建築店でよく採用する床板です。目がぎっしり詰まったこの赤松は素足での歩き心地がとても気持ちがよく、経年変化も楽しめる素材です。
こちらはキッチン。
既存のキッチンはそのまま残し、対面式で使用できるカウンター収納を製作しました。
こちらの収納棚も全て赤松で製作されています。
収納内部はこちらも桐材を使用しております。調湿効果の高い桐材ですので食べ物の保管にもってこいです。
引き出しも3段ついていて、収納力は抜群。
引き出しの取っ手は彫り込んであるので、見た目もスッキリです。
脱衣場の入り口の建具も米ヒバで製作されております。
米ヒバは、木目がしつこくなく和室、洋室のどちらでも合う素材です。佐藤建築店では建具の他に窓枠や建具の枠にも使用します。
その他、間仕切り建具は和紙を使用したフラッシュ戸となっております。
和紙のアップです。
和紙に揉み加工が施されており、立体感がある表情です。
リノベーション工事も小工事を残してあとわずかです。
引渡しまで気を引き締めて進めていきたいと思います。
完成した際にはまたお知らせいたします。お楽しみに。
佐藤