皆さん、こんにちは。
先日、雪囲いの取り外しをしてきました。
その模様をお伝えいたします。
今回雪囲いの取り外しを行ったのは、猪苗代にある
野口英世記念館の野口英世博士の生家です。
生家の一部分の雪囲いを製作、取り付け、取り外しを佐藤建築店で施工させていただいております。
この雪囲いは、2代目の雪囲い。昨年初代の雪囲いの老朽化が進み、作り直しをさせていただきました。
この雪囲いはパネル式になっており取り付けと取り外しが容易にできます。
大工職人によって雪囲いが撤去されていきます。
取り外しにかかる時間は30分程度。外された雪囲いは冬がくるまで保管されます。
取り外し完了です。雪囲いが外されるとようやく春の季節がやってきたと実感します。今年は雪が多く雪による被害も多数出ております。甚大な被害が出る前に事前に準備をすることがとても大事です。
少し建物の中を見学させていただきました。
この写真は野口英世博士が家を出て行く際に柱に自分の決意を刻み込んでいる時の写真です。
「志を得ざれば再び此の地を踏まず」
医者になるまでは故郷には戻らないと強い決意を持って刻み込まれた言葉です。柱に刃物で刻んだこの言葉は野口博士の強い信念が感じられ胸を強く打ちます。
今回野口英世博士の言葉を拝見し、自分の信念とはなにかを改めて見つめ直すことが出来ました。
佐藤建築店の信条である「日本の手仕事を未来につなぐ」を常に念頭に置き行動をすることによって職人による家づくりの良さを皆さんに伝えていきたいです。
野口記念館は生家のほかにも様々な展示スペースがあります。
皆様もぜひ足を運んでみてください。
佐藤