皆さん、こんにちは。
当社分譲地に建設中のJ様邸が無事完成の運びとなりました。
内部の模様をお伝えいたします。
当社分譲地第一号となるJ様邸のご自宅はコンパクトながら無垢材をふんだんに使用した木の家となっております。
玄関ホールからリビングに繋がる建具は
猪俣建具店さんの造り付け。米ヒバ材の框戸になっております。
J様邸の間仕切りの建具はシナ材を使用した建具です。柔らかい優しい木目が特徴的です。
全ての部屋の床板には吉野檜を使用しております。
奈良の
丸岡材木店さんから仕入れた床板です。
最初は白っぽい檜ですが、年を重ねるごとに濃い茶色に変わっていきます。
経年変化も楽しみのひとつです。
一階の天井部分にはスノコを設置しております。
床板の隙間を空けて張ることによって暖房器の熱を二階に上げます。、空気を家全体に循環させるので、冬でも洗濯物が乾くのでおススメなポイントです。
階段材にも、ふんだんに吉野檜を使っております。
大きな節がいくつもあります。ダイナミックな印象です。
檜の魅力のひとつでもあるこの節は、木材の乾燥過程で割れたり、ひびが入りますが、そこは丸岡材木店さんが丁寧にヒビの補修処理をしてくれているので平滑でなめらか。ストッキング等もひっかかりません。
収納は大工さんによる造り付け。
二瓶大工と
穴澤大工で仕上げていただきました。お客様のお使いになる電化製品や家具等を採寸して製作しました。
ぴったりサイズの収納家具です。
その他にもキッチンのわきや階段わきにも、造り付けております。
棚の要望は工事途中に良く出てきます。迅速に対応できるのは当社に材木がストックしてあり下小屋で加工が出来るからこそだと思います。
和室とリビングの腰板にはシナ材を張っております。
お客様はワンちゃんを飼っているということで壁の傷防止もふくめて施工しました。
職人が丹精込めてこさえた家。
木のぬくもりがあり、これからの経年変化がとても楽しみです。
ここまで、一緒に家づくりを進めてまいりましたJ様。本当に有り難うございました。
お住いは取り合えず完成となりましたが、家での新しい生活はこれからです。J様の生活がさらに住み良くなるように佐藤建築店ではメンテナンスや改善等の家守りの任務を遂行していきたいと思っております。
これから末永くつかえるように今後ともよろしくお願いいたします。
佐藤